NanoWizard V BioScience
表面の粗い試料においても高速スキャン
次世代エクストリームパフォーマンス バイオAFM
第５世代バイオAFMのベンチマーク JPK NanoWizard® V BioScience
JPK Nanowizard® Vは、高い空間分解能と大きなスキャン領域、柔軟な測定設計、優れた光学顕微鏡システムと組み合わせが可能です。システムパラメータの自動設定、アライメント、再調整により、長期的な自己規制実験シリーズの新たな可能性が生まれます。
第5世代バイオAFM NanoWiard V
バイオAFM JPK NanoWiard V は、ダイナミックな細胞プロセスや分子メカニズムの理解を大きく前進させることが期待されています。今回新規に搭載されたPeakForce-QIモードは、高速で柔軟な定量的ナノメカニカル測定ともに新たなAFMの可能性を提供いたします。
NanoWizard Vは、優れたスキャナー、センサー技術、直感的なGUIを用いた最新鋭のワークフローベースの制御ソフトウェアにより、真の意味での使いやすい AFM操作を提供します。
o これまでにない使いやすさ
o ダイナミクス計測とスループットを向上させるスピード
- 25年以上の開発経験（全世界で1000台以上、8500以上の論文）を持つBioAFMのパイオニアが贈る斬新なイノベーションが詰まった最新BioAFM
- 世界中の 1000社以上のJPK Bruker BioAFM の導入実績
- 8500以上の学術論文
- 新規モードを含めた様々なモード・オプションに対応:
o PeakForce-QI, PeakForce Tapping®, PeakForce QNM®, QI
o SiSingle Cell Force Spectroscopy (SCFS)
o DirectOverlay 2 （様々な高度な光学顕微鏡との連携）
o 新規ソフトウェア V8（New）
o 最新のExperimentPlannerとExperimentControlを利用可能
o 高NA光学系、多数のAFM用アクセサリ、幅広い環境制御 など
最大効率のための最新技術
ハイパフォーマンスバイオAFMNanoWizard Vは、ワークフロー形式の直感的なユーザーガイダンスにより、初心者から上級者まで、最高品質の再現性のあるデータを取得することができます。また、高度な自動化により、生産性の向上とスループットの最大化を実現します。最新の解析およびバッチ処理ルーチンにより、科学的な正確さと統計的なデータの信頼性が得られます。
- 最適400ライン/秒の高速スキャン速度を実現
- 低ノイズのスキャナーと検出システムにより、倒立顕微鏡上で高解像度データと高性能を実現
- PeakForceTappingモードとQIモードのハイブリットであるPeakForce-QIは、非常に繊細なサンプルに対して最速かつ高度なフォースコントロールを実現
表面ラフネスの大きい試料を高速に
- Nested Scannerテクノロジーによる高速測定
- DirectDriveによるカンチレバーの振動安定性
- 高速化によるスループットの最大化
BioAFM を直感的な操作で
- 使いやすさを追求
- ワークフロー形式による洗練されたセットアップの自動化
- ワンクリックによるカンチレバー較正
- ワンクリックによる光学画像との重ね合わせ
- 光学画像のタイリングとAFM像との重ね合わせ
- マクロプログラムによる様々なデータ取得の自動化
- 遠隔操作機能
- 直感的に操作可能なデータ解析ソフト
Height range: 8.0 nm
脂質膜上のアネキシンVタンパク質の高速タッピングモード形状像170 lines/s, バッファー溶液中）。矢印は、12秒後（8フレーム後）の同一場所。（タンパク分子のダイナミクス）
Scan size: 96 nm × 96 nm
Height-range: 1.0 nm
イメージ（左）
液中の雲母の原子格子の形状像。倒立顕微鏡でクローズドループ測定された画像
Scan-size: 10 nm × 10 nm
Height-range: 210 pm
イメージ（右）
DNA origami (GATTA-AFM, Gattaquant, Germany) 、400lines/secで取得したタッピングモード形状像（TAEバッファー溶液中）
Scan size: 96 nm × 96 nm
Height range: 3.1 nm
生物学における力学の理解
メカノバイオロジーのためのバイオAFM
ブルカーのNanoWizard Vは、メカノバイオロジーの分野において、ソフトウェア、ハードウェアの様々な機能の自動化により、AFM測定の簡素化が大幅に進みました。ハードウェアにおいては、レーザーのオートアライメント、ハイブリッドステージまたは電動ステージによる試料観察領域の広域画像取得。ソフトウェアでは、ExperimentPlanner（マクロによる自動化）、ExperimentControl（遠隔操作）、非常にわかりやすいGUIなどがあげられます。このことは、研究者の皆様に研究に集中できる環境を提供します。
- 単一分子間、単一分子内相互作用、細胞、組織物理特性評価
- 複雑で繊細な試料のネイティブな状態での物理特性および形状評価
- 粘弾性特性評価や凝着プロセス解析
PeakForce - QI モード : 定量的イメージングの新たな一歩
PeakForce Tappingモード(2000以上の論文発表)とQIモード(約1000の論文発表)をの実績持つ定量的生物学的イメージングは、研究者のみ生に、新たな知見をもたらします。
PeakForce -QI
- 最新のピエゾ技術とセンサー技術で最速のナノメカニカルイメージングを実現
- 簡単で正確なバッチ処理
- 真のリアルタイムフォースカーブモニタリング
PeakForce-QI イメージと蛍光画像（マウス繊維芽細胞、37℃細胞培地中）
イメージ（左上、上段）：AFMイメージ（PeakForce-QI形状像）10 μm x 10 μm
イメージ（左上、下段）：AFMイメージ（PeakForce-QI によるヤング率像）
イメージ（右上）：蛍光像（緑：アクチフィラメント）とAFM像との重ね合わせ
イメージ（右下、上段）：Z-range;0 - 30 kPa
イメージ（右下、下段）：23 μm x 23 μm
試料提供： : Dr. Wedepohl, Freie Universität Berlin (Germany)
定量的データの高度な解析
ナノ力学計測をより簡単に
Single Molecule Force Spectroscopy (SMFS)と Single Cell Force Spectroscopy (SCFS)のパイオニアが、さらなる柔軟性、高精度、高スループットを実現します
実績のあるForceRobotテクノロジーを内蔵
直感的で強力な RampDesigner
バネ定数の自動較正
分子認識イメージング
最も繊細な力制御とチップセービング機能
柔軟なデータ解析
- 異なる力での形状像を柔軟に作成可能
- 独自のコンタクトポイント画像
- フォースカーブのバッチ処理によるヤング率マッピング等の自動生成
単一分子から細胞・組織まで複雑な実験に対応
- 最適化された環境制御オプション
- ExperimentPlannerによる複雑な実験ルーチン
- ExperimentControlオプションによる遠隔操作
挿入図：アンフォールディング間隔のヒストグラム
試料提供： Prof. Cao, Nanjing (China)
試料提供：Prof. Ansgar Petersen, Julius Wolff
Institute, Charité, Berlin (Germany)
先端光学顕微鏡との組み合わせでバイオAFMをリードする
最先端の光学顕微鏡との完全な統合
高度な光学技術への完全な統合
超解像顕微鏡（STED, FLIM,...)
実体顕微鏡、正立顕微鏡との組み合わせ（組織、インプラントなど不透明試料に対して）
DirectOverlay 2による光学画像との重ね合わせ
DirectTilingによる、光学画像のタイリング
背景イメージ
Hoechst 33342で標識した生きた大腸菌の蛍光画像（緩衝液中）
イメージ（中央）
Nested Scanner技術による大腸菌のタッピングモード形状像。Scan size：1.7 μm × 3.6 μm、Z-range：1.0 μm
イメージ（左）
Nested Scanner技術によるプロテインネットワークのタッピングモード形状像。Scan size：200 nm × 150 nm Z-range：3.5 nm
AFMと同時観察可能な光学手法
- DIC、位相差、変調コントラスト
- 共焦点顕微鏡
- スピニングディスク
- TIRF、IRM
- FRET、FLIM、FRAP、FCS
- カルシウムイメージング
- 超解像(STED, PALM/STORM, SIM)
- 実体顕微鏡
- 光ピンセット（OT-AFM）
設計による比類のない柔軟性
ライフサイエンス AFM データギャラリー
BrukerのBioAfMは生命科学および生物物理学の研究者が細胞の力学および付着、メカノ生物学、細胞細胞および細胞表面相互作用、細胞の動態および細胞形態の分野で彼らの調査をさらに促進することを可能にする。これらのアプリケーションのいくつかを示す画像のギャラリーを収集しました。
操作モード
標準搭載動作モード
- PeakForce-QI、PeakForce Tapping、QIを搭載
- Nested Scanner技術による 高速PeakForce Tapping及びPeakForce-Q
- lateral force microscopy (LFM)
- TappingMode™, PhaseImaging™
- ExperimentPlanner（マクロによる自動化）
- 静的および動的フォーススペクトロスコピー
- フォースマッピング
オプション モード
- Ramp Designer(TM)（カスタマイズされた力測定）
- 高速イメージングモード（200Hz まで(400 lines/sec) NEW
- QI Advanced モード（定量解析）
- ScanAsyst機能（PeakForce Tapping、PeakForce-QIにおけるゲイン等の自動調整）
- 高度なACモード：Qコントロールやアクティブゲインコントロールを備えたFMやPM
- セルメカニクスパッケージ（Micorheologyソフトウェアと特殊な探針のセット)
- ケルビンプローブ顕微鏡、SCM
- MFM、EFM
- コンダクティブAFM
- STM
- 電気的スペクトロスコピーモード
- ピエゾレスポンス顕微鏡法
- 温度制御、光学観察を伴う電気化学
- ナノリソグラフィ
- ナノマニピュレーション
- ナノインデンテーション
- 走査型サーマルAFM
- FluidFM®ソリューション（Cytosurge社）
- ExperimentControl：遠隔実験制御用
- DirectOverlay 2：AFM像と光学顕微鏡像の重ね合わせ
- CellHesion®、TAO™、HybridStage™モジュール：追加のXYまたはZサンプル移動ステージ
豊富なアクセサリーによる高い柔軟性
- ハイブリッドステージ（モーターステージとピエゾスキャナのハイブリット）
- ペトリディッシュヒーター（Φ35 mmディッシュ用、室温～60℃）
- BioCell（液体灌流セル、15～60℃）
- クライオステージ（-120～220℃）
- 30 μl液体セル
- TopViewOpticsモジュール（不透明試料用カメラ）
- CellHesionモジュール（Zピエゾ100 μm）
- ランプデザイナー（力学測定の詳細なカスタマイズ）
その他多数の豊富なアクセサリーをご用意しております
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Accessories to extend your BioAFM capabilities
Bruker offers an extensive range of BioAFM system add-ons, accessories, and modes to deliver maximum experimental and sample control, superior versatility, and enhanced useability. These options extend the range of applications and experiments supported by Bruker BioAFMs far beyond what is possible with any other BioAFM system on the market today.
Available options include optical systems/accessories, electrochemistry solutions, electrical sample characterization, environmental control options, software modules, temperature control, acoustic and vibration isolation solutions, and more.
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最近のバイオAFMウェビナーを見る
当社の Webinar は、ベスト プラクティスをカバーし、新製品を導入し、難しい質問に対する迅速なソリューションを提供し、新しいアプリケーション、モード、またはテクニックのアイデアを提供します。
お客様の声
「NanoWizard Vは、医療・医薬品の成分分析に優れた装置です。」
Prof. Dr. rer. nat. Hans Bäumler
Head of Research Department, Institute of Transfusion
Medicine, Charité University Hospital Berlin (Germany)
「NanoWizard Vシステムおけるスピード、解像度、使いやすさそして最大mmオーダーでの観察、これはナノメディシン及び、バイオメディカル分野に大きな変革をもたらします。」
Dr. David Martinez Martin
Biomedical Engineering,
University of Sydney (Australia)
