振動分光ソフトウェア OPUS

OPUS:最新リリース

最新リリース

OPUS ワークステーション

OPUS 8.8 および OPUS 8.9 は、赤外、近赤外、ラマンスペクトルの測定、データ処理、解析のための主要なソフトウェアである OPUS の最新版です。 OPUS は真の 64 ビットソフトウェアであり、ネイティブ の64ビット操作で最高のパフォーマンスを提供します。 最新版では、FT-IR、QCL、およびラマン顕微鏡用の新機能が追加された他、多くの装置(MPA II、TANGO、MOBILE-IR II、ALPHA II、INVENIO S/R/X)が新規バリデーションプログラム OVP-X に移行されるなど、さらなる改良が加えられました。

OPUS 8.9の新機能:

  • MPA II と TANGO:これらのFT-NIR分光計も、新規バリデーションプログラムの OVP-X に移行され、シンプルかつ包括的で信頼性の高い装置認証が可能となりました。

OPUS 8.8の新機能:

  • 3D FocusFusion:IRおよびラマン顕微鏡において、凹凸のある試料の焦点深度を拡張し、シャープな観察像を生成します。試料の表面形状に合わせてラマンフォーカスが自動調整されることで、ラマンマッピングの感度が向上します。
ライブ顕微鏡イメージ
3D FocusFusionで生成された融合イメージ

 

  • LUMOS II – 円形FPAタイル:FPAイメージングの測定領域を円形で定義できるようになりました。これにより、円形のAnodisc粒子フィルターなどをスキャンする際の時間とデータ量を節約することができます。

 

  • OPUS Python API:ソフトウェアOPUSに対してコマンドを実行し、測定手順の自動化(下記例を参照)、スペクトルデータやイメージングデータの読み取りを行うためのインターフェースを提供します。内蔵のPythonインタプリタにより、OPUSから直接Pythonスクリプトを選択して実行することができます。

 

  • Undoステップワイズ:各データ処理ステップを表示し、各解析とアクションをインタラクティブに選択することで、最終的に特定の状態に戻ることができるようになりました。ワークフローの効率化をサポートします。
最新情報

OPUS-TOUCH

OPUS-TOUCHの最新バージョン5.1がリリースされました。OPUS-TOUCHはFT-IRの初心者のための最高のアクセシビリティを提供します。OPUS-TOUCHは、FT-IR初心者のための最高のアクセシビリティを提供し、ハードウェアとシステムステータスのモニタリングを含む、エキスパートのための完全な装置制御を提供します。

OPUS TOUCH 5.1 の新機能:

MOBILE-IR II サポート:最近リリースされたMOBILE-IR IIに完全対応。スタンバイモード、ATRアクセサリーの温度制御、カスタマイズされたホーム画面が追加されました。

専用のヘルプ/チュートリアルビデオに、ワークフローGUIから直接アクセスできるようになりました。

MOBILE-IR II 操作時のホーム画面。

 

  • データ出力:サンプルスペクトルの測定データは、測定後に自動的に様々なファイル形式にエクスポートすることができます。使用可能なファイル形式は、データポイントテーブル、 JCamp、Galactic、Pirouette、XML、Matlab 4、Matlab 5、imzML です。
データ出力の設定画面。

新規専用ワークフロー

OPUS-TOUCH 5.1では、専用アクセサリーや特殊な解析方法での作業をさらに容易にする、新規専用ワークフローを提供します。

追加された新規ワークフロー:

  • 放射率測定ワークフロー:アクセサリA562、A519、A505を使用した反射測定から放射率を計算できます。
  • 水中油ワークフロー:廃棄物や飲料水中の油脂、ディーゼル排ガス中の油脂、無水アンモニア中の油脂、土壌中の油脂を、標準試験法ASTM D7575に従って、ガイド付きワークフローで定量化し、レポート作成することができます。
  • マルチ測定ワークフロー:スペクトル数を選択し、自動的に平均化することができます。また、平均スペクトルの他に標準偏差スペクトルも計算することができます。
マルチ測定ワークフロー設定の画面。
  • 簡単測定:新規グラフィカルユーザインターフェースは、実験と測定のセットアップを直感的にガイドします。
最新リリース

BRAVO

OPUS 8.8.4に対応したハンドヘルド型ラマン分光計「BRAVO」GUIソフトウェアの最新バージョン2.2.4がリリースされました。大型タッチスクリーンのタッチ操作による分かりやすい合理的なワークフローで、様々な分析ツールやレポーティングオプションを簡単に利用できます。BRAVOは、製薬業界のバリデーション環境での運用のために設計されており、規制要件を満たすために必要なすべての機能を面倒な設定なしで、すぐにお使いいただけます。 

BRAVOハンドヘルドラマンの新機能:

  • BRAVO ウェブアクセス
    安全なhttps接続により、システム情報、ライセンス機能、EAP-TLS証明書管理、BRAVO画面共有機能にアクセスできます。
  • BRAVOビューア
    安全な https 接続により、BRAVO GUI の画面共有と、ウェブブラウザーによる BRAVO ソフトウェアの完全なリモートコントロールが可能です。
  • 装置診断
    最新の装置診断機能により、装置性能と状態に関する情報を迅速かつ簡単に確認することができます。
  • EAP-TLS WiFi認証
    カスタム証明書を使用したEAP-TLSプロトコルをサポートします。
  • サービスモード
    ブルカーのサービスエンジニアによる万全なメンテナンスを可能にする新しいサービスモード機能。
  • NTPタイムサーバ接続
    システムの日付と時刻を管理するオプションとして、NTPタイムサーバへのスタンドアロン接続に対応しました。
最新リリース

ONET

ONET 3.1ソフトウェアは、ブラウザベースのウェブ・インターフェース(WebUI)を介してアクセスするサーバー・アプリケーションで、世界中のどこからでもFT-IRまたはFT-NIR機器のネットワークを設定、管理、制御することができます。ローカルの分光器で測定されたすべてのデータは集中管理されます。加えて、すべてのデータと必要なファイルはローカルでも利用可能であり、ネットワークが一時的に切断された場合でも、いつでもサンプルの分析が可能となります。

ONET 3.1の新機能:

  • 最新のウェブ・ユーザー・インターフェース。
  • より高速で効率的なONETクライアントとの通信。

 

  • csvファイルのインポートによる容易なリファレンス値の割り当て。
最新リリース

CMET

CMET 3.1は、ブルカーのFT-NIRプロセスアナライザとお客様のDCSとの間をつなぐプロセスソフトウェアの最新リリースです。DCSから与えられたコマンドはCMETに転送され、CMETは特定の測定を開始し、データをDCSに送信して、プロセスの監視と最適化だけでなく、可視化とアーカイブを行います。CMETは、4-20mA、Modbus、Profibus DP、OPCなどの様々な標準通信プロトコルをサポートしており、最適な接続性を実現します。

CMET 3.1の新機能:

  • オンラインBIAS、レシピ制御(簡素化されたバッチプロセス処理)、CMET as a Service。
  • 拡散反射プローブQ412シリーズと追加のシングルソースモードをサポート。
  • 新規インターフェース、ログイン機能、データベース接続を備えたトレンドチャート。