ESR装置

Magnettech ESR5000

ブルカーのMagnettech ESR 5000は、大学の研究室や企業の実験室向けに設計されています。容易な操作と研究レベルに求められるXバンドの感度を兼ね備えており、冷却水も不要、幅広い磁場範囲を提供します。

高性能

コンパクト設計

45 kg

分光計の重量はわずか45kg、設置面積は39.7×26.2×19.2です。

6500 G

Xバンド動作周波数で6500Gの掃引幅

汎用性の高いオプション

温度可変システム、オートサンプラー、ゴニオメーターなど

Magnettech ESR5000 Bench-top EPR Spectrometer

ダウンロード

Magnettech ESR5000 Training Videos:

Magnettech ESR5000 Bench-top EPR spectrometer - Overview

Quick Start Guide for Magnettech ESR5000 Software

Automated Goniometer for Magnettech ESR5000

Optical Stimulation Unit (Integrated) for Magnettech ESR5000

External Irradiation Unit (Hamamatsu) for Magnettech ESR5000

Autosampler for Solids and Powders for Magnettech ESR5000

Continuous Flow System for Magnettech ESR5000

Variable Temperature with the ESR5000

利点

ユニークで広範囲
汎用性と非破壊性
容易な操作性
カスタマイズが可能
コンパクトサイズ
汎用性の高いオプション
アプリケーション指向

アプリケーション

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化学分野のESRのアプリケーション

反応プロセスに関与する金属中心、有機および無機ラジカルは、様々な化学分野でESRを用いて研究が行われています。配位、金属有機化合物、電気化学、酸化還元プロセス、ラジカル中間体を含むキネティクス、光化学および触媒などです。

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EPR in material science

材料科学および物理分野のESRのアプリケーション

物理学や材料科学の分野向けには、興味深いテーマが多数あります。ESRは、ポリマーの合成と分解、塗料の特性、光起電、半導体、電池、カーボンナノチューブの純度や安定性試験に使用できます。さらに、遷移元素、希土類イオン、アクチニドイオンの配位に関する情報を得ることができます。

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EPR in Life Science

ライフサイエンス分野のESRのアプリケーション

ESRはライフサイエンス研究にも有用なツールです。酵素、膜タンパク質、RNA/DNAの構造、機能、反応機構およびDNP試薬の特性評価/スクリーニングに役立つ洞察を提供します。スピンラベル法では、生体高分子の構造やダイナミクスを研究することができます。また一酸化窒素を含む活性酸素および活性窒素種(ROS/RNS)を検出し、濃度変化をモニターすることもできます。

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ESRによる医薬品分析

ESRは医薬品分析の様々な場面で活用されているツールです。劣化の検出と評価、安定性評価や保存性の最適化、反応モニタリング、滅菌工程や常磁性の不純物測定などです。

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EPR in Industry

産業におけるESRの活用

産業界では、食品や飲料の酸化安定性や抗酸化能、放射線量測定、食品照射の影響、ポリマー分析、ダイヤモンドの鑑別など、様々な製品特性がESRで評価されています。

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アラニン線量計システム

Magnettech ESR5000は、工業用照射施設での日常的な線量測定や、社内のアラニン基準線量測定システムとして使用するための、完全なアラニンESR線量計システムです。

最高品質の測定：
Magnettech ESR5000 は、
現在市場に出回っているどの卓上型ESR分光計よりも
強い信号強度で、高感度を提供します。

測定時間を半分に短縮：
Magnettech ESR5000 システムは、測定時間を
40秒から10秒以下のように、半分に短縮します。

信頼性：
新しいESR分光計は、より高い信頼性および
99%以上のアップタイムを実現する頑健な装置を
提供するために、固体技術を用いています。

柔軟性：
市販されている様々な種類の製品に対応する
専用ホルダー付きのアラニン線量計です。

リモートアクセスが可能：
IPベースのシステムであり、世界中のどこからでも
遠隔操作と技術的なサポートが可能です。

リーフレットのダウンロード

仕様

動作周波数	Xバンド
感度	5x10¹⁰ spins/mT (5x10⁹ spins/G)
マイクロ波出力	1 μW - 100 mW
濃度感度	50 pM
磁場均一性	±5μT(50mG)、サンプル領域内
磁場安定性	1.0 μT/h (10 mG/h)
磁場範囲	0~650 mT(0~6500 G)
変調周波数	10 kHz および 100 kHz

オプションのアクセサリー

フラットセル

水その他の極性溶媒に含まれるサンプルの感度を最適化します。専用のホルダーを使用することで、サンプルの位置を安定させ破損を防ぐことができます。

温度可変ユニット

窒素温度可変ユニットは、液体または気体の窒素を使用して、93～473Kの範囲で試料を冷却・加温します。窒素を使用することで安全で安定した温度制御を行うことができる、コンパクトなデジタル温度制御システムです。

オートサンプラー

最大26本の直径3～6mmの石英管に入ったサンプルの測定を自動化します。共振器内の高さを正確に位置決めすることで高い再現性を実現します。

バイオ温度コントローラ

生物学的および生化学的なサンプルを、常に代謝活動が活発な状態に維持するために用います。温度範囲：295～333K

自動ゴニオメーター

全自動で試料を回転させることができます（0.1°～180° 刻み）。測定前に毎回、分光器の自動再調整を行います。

水平方向用ラック

粘性のある培地、組織、細胞懸濁液測定用に、水平を維持するための専用の台

UV-Vis 照射システム

光化学ラジカル反応や光物理学的な励起常磁性体の生成の研究、動力学実験のトリガーに適しています。サンプル照射用の光源、正確な位置合わせのためのホルダー、高出力LEDを内蔵し、100%～0%の光量調節ができます。

組織セル

皮膚切片、臓器切片、ペースト、エマルジョン、植物組織などの分析を行う場合に使用します。

フィンガーデュワー

77Kの一定の温度にサンプルを冷却します。液体窒素の最大容量は50mLで、保存時間は2時間です。

ESR Studio ソフトウェア

ソフトウェア ESRStudio

ESR Studioは、最新のワークフローベースのユーザーインターフェースを備えた、データ取得と処理のためのパワフルでユーザーフレンドリーなソフトウェアです。

主な特長

ユーザー/アプリケーションベースでカスタマイズ可能
自動スペクトル評価のためのワークフロー
実験レポートの自動出力
リモートアクセス - インターネット経由で世界中のどこからでもESR分光計にアクセス可能

ウェビナー

Updates to EPR Technology with the Magnettech ESR 5000

Traditionally a remote technique, difficult to access for non-experts, this webinar will help to break down perceived barriers to high performance EPR, thanks to a new dedicated benchtop instrument. The webinar shows how ideal Magnettech ESR 5000 is for a wide range of analysis and applications thanks to its minimal infrastructure, requirements and low cost of ownership, making it suitable for various laboratory types.

お客様の声

関連資料

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磁気共鳴および前臨床イメージング向けのサービスとライフサイクルサポート

ブルカーは、最初のお問い合わせから評価、据え付け、その後装置が寿命を迎えるまでの購入サイクル全体を通して、お客様に比類のないサポートを提供することをお約束します。

LabScapeの保守契約、On-Site、On-DemandおよびEnhance Your Labは、現在の実験室に適した保守とサービスを行うために、新しいアプローチを提供するよう設計されています。

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