DAVINCI.SNAP-LOCKは、ブルカーオリジナル技術です。工具および調整作業を必要とせず、わずか数秒ですべての光学系コンポーネントを高精度に交換することができます。すべての光学系は毎回完璧な状態に戻ります。さらに、DAVINCI.MODEはシステム上のすべての光学系コンポーネントの情報を個別に登録され、光学系ごとのわずかなオフセットを自動的に設定します。各コンポーネント、交換の状態、ステータスの変更は瞬時に認識され、DIFFRAC.DAVINCIソフトウェアプラグインのバーチャルゴニオメーター上で可視化され、測定条件との不一致が発生した場合も画面上で報告されます。
光学系構成の変更は、これまでになく簡単、迅速、かつ信頼性の高いものとなっています。
究極の使いやすさを追求するために、さらに一歩進んだTWIN-TWIN、TRIO、PATHFINDERといった複合光学系モジュールをご用意しています。
先駆的なTWIN-TWIN光学系デザインにより、最大で4種の異なる光学系を、マウスクリックによる"Push-Button"だけで、ユーザーの交換作業なしで確実に切り替えられます。従来の粉末回折アプリケーションから、アモルファスおよび多結晶薄膜分析への簡単な切り替えを体験してください。
特許技術のTRIO光学系は、受光側のTWIN光学系と組み合わせることで、最大で5種の異なる光学系をマウスクリックによる"Push-Button"だけで切り替えることができます。XRDにおいて最も一般的に使用されている3つの入射ビームをユーザーの光学系調整なしで切り替えることができます:
PATHFINDERPlus 光学系は、マウスクリック操作だけで電動制御受光スリットとアナライザー結晶とを切り替えることができます。PATHFINDERPlus 光学系は、LYNXEYE検出器シリーズの検出器サイズを最大限利用できるように設計されています。PATHFINDERPlus 光学系は、自動サンプルアライメントを含むシームレスな測定と柔軟性を、薄膜分析や研究用サンプルの全範囲に渡って提供します。
加えて、PATHFINDER Plusには測定ダイナミックレンジを高めるための自動減衰板が備わっています
ブルカー独自のDynamic Beam Optimization (DBO) が、粉末XRDデータ品質に新たなベンチマークを打ち立てました。電動制御発散スリット、電動アンチスキャッタースクリーン、可変検出器ウィンドウの同期制御により、特に低2θ角度領域でのデータ品質は他に類を見ないものとなっています。DBOは、LYNXEYE検出器シリーズを含む以下のすべての1Dモード検出器をサポートします:
SSD160-2、LYNXEYE-2、LYNXEYE XE-T、およびEIGER2 R 500K検出器