Log4j ライブラリーの脆弱性 (CVE-2021-44228) が発見されたことを受け、弊社ソフトウェアチームは、この問題および弊社ソフトウェアやお客様への影響について調査しました。その結果、TopSpin 3.5、3.6および4 では、影響を受けるバージョンの Log4j ライブラリーを使用していることがわかりました。しかしながら現時点では、Log4j のギャップがNMR装置(または処理ワークステーション)の安全性に何らかの影響を与えることはないと考えています。ログ記録はユーザーの入力を伴わない完全な内部処理であるため、現在のところ、この問題を悪用する方法は見当たりません。
Bruker Log4jパッチの最新版は、こちらからご利用いただけます。弊社では引き続き Log4j の問題の評価を行います。お客様におかれましても、定期的にリンク先の更新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。
TopSpinⓇソフトウェアの最新リリースである4.0は、新しいユーザーフレンドリーなGUIを特徴としており、産業界や学術研究機関の両方で利用される標準的なBrukerパルスシーケンスやユーザーが生成した実験のライブラリを含む膨大な実験ライブラリへ容易にアクセスできます。このGUIは、カスタマイズされた実験ライブラリをドラッグ&ドロップで簡単に構築して整理することができ、実験のセットアップと最適化のための様々なオプションがあり、スクリプトベースのパラメータ調整が可能で、洗練された実験のセットアップを簡単かつ効率的に行うことができます。またGxP対応が必要なお客様向けに、複数のデータインテグリティの原則をサポートしています。
TopSpinは、完全にワークフロー指向のユーザーインターフェースとなっており、最適なメモリー使用のためにWindows / CentOS / macOSオペレーティングシステムの最新の64ビット機能を用います。新しいワークフロー指向で直感的なユーザーインターフェースと、最適化されたサンプルデータ管理によって、多くの革新的な機能が追加されており、操作とサンプル分析のスループットを高速化し、より高いコスト効率を実現します。
アカデミア向けの無料ライセンス:
サポートされているオペレーティングシステム
TopSpin 4は64ビットのオペレーティングシステムが必要です。分光計の制御にはWindows 10またはCentOS 7が必要となります。解析用のTopSpinは、Windows 10, CentOS 7およびmacOSにも対応しています。サポートされているオペレーティングシステムの詳細は、技術文書の中のリリースノートでご確認いただけます(ログインが必要です)。
ライセンスの詳細については、TopSpin FAQでご案内しています。
ブルカーは、最初のお問い合わせから評価、据え付け、その後装置が寿命を迎えるまでの購入サイクル全体を通して、お客様に比類のないサポートを提供することをお約束します。
LabScapeの保守契約、On-Site、On-DemandおよびEnhance Your Labは、現在の実験室に適した保守とサービスを行うために、新しいアプローチを提供するよう設計されています。