プローブ

BBO, BBFO プローブ

二重共鳴多核プローブは、幅広く利用される核種にチューニング可能な X核検出用に最適化された多核プローブです。

内側のコイルは、BBOモデルでは31Pから15Nまでの核種、また、BBFOモデルでは19Fと31Pから15Nまでの周波数範囲で観測が可能です。外側のコイルは1Hデカップリングと観測に最適化されています。

例えば、1Hデカップリングをしながら13Cスペクトルを取得した後、1Hデカップリングしながら31Pスペクトルを観測するため、核種を13Cから31Pに切り替えることができます。また、自動チューニング・マッチング(ATM)機能を用いて、観測する原子核を変更することも可能です。

技術詳細

  • 300~600 MHzの装置でBBO、BBFOが利用可能
  • 31Pから15Nまでの周波数範囲に観測される原子核の検出に最適化された内側コイル(BBFOは19Fにも対応)
  • 1Hデカップリングに最適化された外側コイル(1H観測も可能)
  • スタンダードBBOプローブ、BBFOプローブは300~600 MHzの装置で利用可能
  • サンプル径:5 mm(BBFO)、10 mm(BBO)
  • 自動チューニング・マッチング(ATM)機能を用いて、核種の切り替えが可能
  • 全周波数で Z軸グラジエントが可能

LabScape

磁気共鳴および前臨床イメージング向けのサービスとライフサイクルサポート

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