純度決定、化合物の絶対純度評価、同定試験、残留溶媒、水分含量や相対感度係数(relative response factor)の算出...ワンストップソリューションとして、定量NMRの活用を検討してみませんか?
qNMR による純度決定は、従来は複数の測定や技術が必要でしたが、単一のルーチン開発試験に置き換えられることが示されています[1]。またHPLCの標準品のような、計量トレーサビリティが保証された分析に使用される標準品[2]の純度を決定するための優れた方法であることが示されています[3]。
デメリットは、既存のqNMRワークフローが、専門家の知識やよく訓練された分析者や詳細なプロトコールに依存している点です。ブルカーとMestrelab社の新しい純度[%]決定ツールは、測定の設定からレポートまで、完全に自動化されたワークフローでこのプロセスを合理化し、品質管理が求められる医薬品開発の場で働くNMRを専門とされる方、されない方のどちらにも、理想的なソリューションとなっています。
自動データ解析は、ブルカーとMestrelab社の実績あるNMR定量化アルゴリズムを使用し、Mdrive と連動して自動で解析させる、あるいは手動で解析することもできます。自動解析に加えてマニュアル解析が行えるよう、全ての処理機能とその後の解析プロセスに容易にアクセスできるようになっています。
Mdrive qNMR GxP
ブルカーのqNMR製品は、GxP対応が可能な新しいプラットフォームをベースに、最初の設定から測定の解析結果までの完全なトレーサビリティを提供し、またユーザー側でその権限を詳細に管理することが可能です。NMRを専門とされる方だけでなく、専門とされない方も利用できます。Webベースの測定設定では、ログイン・ログアウトを確実に実行します。データベースを中心に構成されていることで、qNMR法のデータインテグリティと管理が可能になっています。これらのqNMR測定メソッドは通常、メソッド開発者によって設計され、メソッド検証者によって承認後、試験室の測定担当者に利用されます。マシンタイムの最適化による効率的な分析管理によって、GxP環境でのqNMR測定が可能となりました。
qPQ Quantitative Performance Qualification test and certified reference standard
New tools for Data Integrity (DI), compliance and good laboratory and manufacturing practices.
1. Webster G.F. and Kumar S., Anal Chem, 86, 11474 (2014)
2. Pauli G.F., Godecke T., Jaki B.U. and Lankin D.C., J Nat Prod, 75, 834 (2012)
3. 第17改正日本薬局方、一般試験法 p. 123
ブルカーは、最初のお問い合わせから評価、据え付け、その後装置が寿命を迎えるまでの購入サイクル全体を通して、お客様に比類のないサポートを提供することをお約束します。
LabScapeの保守契約、On-Site、On-DemandおよびEnhance Your Labは、現在の実験室に適した保守とサービスを行うために、新しいアプローチを提供するよう設計されています。