食品向けのNMR & ESRソリューション

固体脂含有量の測定

minispec mqシリーズ SFCアナライザー(アップグレード可能)

概要

minispec mq シリーズ

ブルカーは、固体脂含有量(SFC)分析用の卓上型NMR装置のトップメーカーです。mq-one SFCアナライザーは、価格と装置サイズに対して最高の性能を提供します。mqシリーズの装置は、SFCアナライザーにアップグレードが可能です。このアップグレードは、全脂肪測定、マヨネーズやマーガリンなどの乳製品の液滴の粒径分布測定など、重要なQCアプリケーション用へのアップグレードを意味します。

ブルカーのminispecシステムは、世界中の他の工場と比較可能な信頼性のある結果を保証するために、統一された方法で較正されています。

NMR法は、SFC測定のための唯一の公定法です。固体脂指数(SFI)の測定に使用されている膨張率法は手間と時間がかかるため、NMR法の方が優れています。さらにNMR法によるSFC測定は、近赤外(NIR)法よりもはるかに精度が高く、QC試験室での使用に適しています。

  • minispec NMR法は非常に精度が高く再現性に優れています。
  • 3種類のBruker SFC標準品による容易な校正
  • 分析はSFIの判定よりも短時間で完了
  • 直接法を採用した場合、NMRは1回の測定からSFC値を得ることが可能
  • オペレーターの技術や判断に依存しないSFCの操作手順
  • 自動化可能(下記参照)
  • AOCSおよびISO認証メソッド

minispec mq-one SFCアナライザー

minispec mq-one

ブルカーの40年以上に渡る食用油の業界にSFC分析装置を提供してきた経験と、最先端の技術を組み合わせています。

ブルカーの認証SFC標準品

これらの標準品は、全てのダイレクトSFC法に対して、信頼性がありトレーサビリティーのある操作の基本を提供するためのものです。minispecシステムは、固体脂含有量測定に対して最適なパフォーマンスを保証するために、日常点検(daily check)を行います。

SFCと他のアプリケーションにも

固体脂含有量の測定は、一般に知られる国際標準法に記載されています。

  • AOCS Cd 16b-93
  • ISO 8292
  • IUPAC 2.150

mq-one SFC分析装置は、これらの公定法に最適なソリューションを提供します。SFC分析と、総脂肪量や液滴の粒径分布測定などのアプリケーションを組み合わせてご利用いただけます。

minispecによる固体脂含有量(SFC)測定

LabScape

磁気共鳴および前臨床イメージング向けのサービスとライフサイクルサポート

ブルカーは、最初のお問い合わせから評価、据え付け、その後装置が寿命を迎えるまでの購入サイクル全体を通して、お客様に比類のないサポートを提供することをお約束します。

LabScapeの保守契約、On-Site、On-DemandおよびEnhance Your Labは、現在の実験室に適した保守とサービスを行うために、新しいアプローチを提供するよう設計されています。