ESR装置

Rapid Scan

感度と時間分解能の新時代へ

Rapid Scan-ESRは、S/N比を向上させ、データ測定時間をミリ秒の単位まで大幅に短縮できる画期的な技術です。

Rapid Scan-ESR(RS-ESR)の主な利点は、信号が飽和するのが遅いため、より高出力のマイクロ波を使用できることです。これにより、CW-ESRと比較して信号振幅が増加し、S/N比が大幅に向上します。RS-ESRでは測定時間が短いため、広範囲の信号の平均化と非常に高い時間分解能が得られます。実験時間の合計が同じ場合、CW-ESRよりもRS-ESRの方が、より高いS/N比を実現します。10マイクロ秒という短い掃引時間で、短寿命のESR種を観測し、その変化を前例のない時間分解能で追跡することができます。

  • CW-ESRと比較して圧倒的なS/Nゲインを実現
  • 今までにない時間分解能で、反応モニタリングが可能
  • EMXplus、ELEXSYSシステムのオプションとして利用可能
  • 低温実験が可能(4K~300K)

Rapid Scanのコンポーネント

  1. ドライバー
  2. 測定ユニット
  3. 共振器
  4. I/Q 検出器付き4MWフロントエンド
  5. コイル
  6. コイル用水冷器
  7. コンデンサーユニット

Rapid Scan カタログ

連続波 ESR (CW-ESR) の感度レベルは非常に高く、1995 年に技術的に最大に達しています。近年、ESR信号を取得する新しい方法、Rapid Scan ESR(RS-ESR)がデンバー大学のイートン研究室によって開発されました。

LabScape

磁気共鳴および前臨床イメージング向けのサービスとライフサイクルサポート

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