イオントラップの設計をリード
究極のMS/MS効率
amaZon speedが提供できること:
デュアルイオンファンネル
デュアルイオンファンネルインレットにより比類のない感度を実現
高速スキャン質量分析装計
最大52,000 u/秒までの複数の標準スキャン範囲を提供
amaZon speedイオントラップは、低分子およびスクリーニングアプリケーション向けの新たな分析基準を設定します。実績豊富なamaZonプラットフォームの根本的な改良により、速度、質量分解能、MS/MS効率、定量再現性が飛躍的に向上し、比類のない性能を実現しました。
現在のプラットフォームよりも 10 倍高い MS/MS 感度を持ち、最低 20 Hz の MS 取得率で切り替えを行うZero Delay AlternatingTMにより、amaZon speedは、製薬、化学、および臨床市場からの高まり続ける需要を満たします。
amaZon speedはイオントラップ技術におけるブルカーの豊富な経験に基づいており、プロテオミクス、メタボロミクス、法医学的化合物のスクリーニングと同定、そして詳細な化学分析などの研究分野における能力を特に高めるよう設計されています。
構造解析用 MS
薬物代謝物の同定と構造の確認は、創薬開発において重要な役割を果たしています。amaZon speedイオントラップの高速かつ高感度な段階的MSフラグメンテーションを利用した構造確認において、FragmentExplorerのようなソフトウェア機能は理想的なツールです。ブルカーのMetaboliteToolsソフトウェアスイートは、信頼性の高い代謝物予測に加え、新規化合物の検出と構造推定を行うことができます。
Compass OpenAccessワークフロー
Compass OpenAccessソフトウェアの直感的でワークフロー型のGUIは、複数ユーザーが在籍する、産業、臨床、あるいは教育ラボの理想的なソリューションとして、amaZon speedの柔軟性とスピードをサポートします。ウェブベースのクライアントサーバーシステムは、品質管理(QC)、組換えタンパク質のMW検証、自動ライブラリ検索などのワークフローに最適です。
薬物定量
信頼性の高い定量は、これまでトリプル四重極装置にしかできなかった課題です。MRM解析におけるamaZonの速度と再現性の向上により、多様なマトリックス中の標的化合物を高い信頼性で定量することが可能になりました。
ボトムアップ分析
プロテオームの複雑さは、未だに分析技術の課題として残っています。翻訳後修飾による広いダイナミックレンジと複雑さのため、可能な限り多くのペプチドを捕捉するには、最大限のスピードと感度が必要です。
amaZon speed イオントラップの強化された MS/MS 速度、高速分離、SMART フラグメンテーション機能は、タンパク質同定の新しい基準を打ち立てました。これにより、1 µgの大腸菌ダイジェストから1回のLC-MS/MS分析で、1,200種類以上のタンパク質を明確に同定することができます。
優れたダイナミックレンジ
UPS-2スタンダードは、合計60の濃度範囲に渡る48種類のタンパク質を混合したものです。amaZon speedは、1回の分析で5つの濃度レベルのタンパク質の同定を可能にします。
生産性、堅牢性、高い配列カバー率
amaZon speedには、高透過性で堅牢なCaptiveSprayソースが搭載されており、ボトムアップ研究での高い性能と再現性を実現します。
研究用にのみ使用できます。臨床診断には使用できません。