ブルカーの1.7mm TCI MicroCryoProbe™は、比類のない質量感度を実現する究極のツールです。最高の 1H の感度を実現し、13Cの性能も改善されました。
この感度の飛躍的な向上により、1.7 mm MicroCryoProbeは、天然物、単離された微量のタンパク質、ペプチドや低分子、発現が困難なタンパク質など、サンプル量が限られているあらゆるNMR解析に理想的なツールとなります。
多くの「実際の」サンプルでは、このプローブを使用することがスペクトルを得る唯一の方法であり、そのような困難な課題を解決することができるようになりました。マイクログラム以下の量しか得られない天然物や、大量には発現しない生物学的サンプル、また数千種類の化合物のスクリーニングでターゲット量を減らすことが利点となる生物学的サンプルでは、全てのアプリケーションが1.7 mm TCI MicroCryoProbeを使用することで大幅に改善しました。
TCI MicroCryoProbe の使用例を以下に示します。
13C/15Nで均一に安定同位体標識された インターロイキン-1bを1mlのQIAGEN EasyXpressセルフリーキットから発現させたもの
Guy Montelione NESG社から提供された、100%-15N/5%-13Cの安定同位体標識タンパク質
Schering Pluogh研究所のGary Martin博士から提供されたレトロルシンサンプル
感度向上
与えられたサンプル量に対して、5mm室温プローブと比較して14倍、1.7mm室温プローブと比較して6倍の感度向上を実現しています。場合によっては、測定時間を200倍以上短縮することができます。
Bruker BioSpinは、わずか30μLのサンプル量で画期的な感度を実現した 1.7 mm 三重共鳴 NMR MicroCryoProbe™を開発し、2008年 R&D 100賞を受賞しました。
ブルカーは、最初のお問い合わせから評価、据え付け、その後装置が寿命を迎えるまでの購入サイクル全体を通して、お客様に比類のないサポートを提供することをお約束します。
LabScapeの保守契約、On-Site、On-DemandおよびEnhance Your Labは、現在の実験室に適した保守とサービスを行うために、新しいアプローチを提供するよう設計されています。