プロトン/フッ素に最適化された新しい汎用性の高い四重共鳴NMR「インバース」プローブです。19F{1H} および 1H{19F} 実験に対応した4つの独立したチャンネル(+2Hロックチャンネル)と、13C, 19F, 15Nなどの複数の核種をプローブを変更することなく同時にデカップリングする機能を備えています。
新しいQCI HFCN 四重共鳴プローブは、バイオNMRだけでなく、フッ素を用いたNMRスクリーニング(3-FABS、FAXSなど)のアプリケーションにも対応しています。ブルカーのCryoProbeシリーズの最新モデルは、1H、19F、13Cの3種の重要な核種に対して最高の感度が得られるように設計されています。二重標識または三重標識されたタンパク質などの生体分子に利用される三重共鳴実験から、19F{1H} を用いたスクリーニング、低分子の同定や構造解析まで、幅広いアプリケーションに対応します。
RNA研究における最近のいくつかの発見により、このプローブは最先端のNMR研究の分野に非常にタイムリーに導入されています。低温に冷却された重水素用のプリアンプは、ロックシグナルの最高感度を保証し、その結果、分光計の優れた安定性を実現しています。これにより、重水素化溶媒の濃度は数パーセントと少なくて済みます。 さらに、QCI CryoProbe™には、1Hおよび13C用のコールドプリアンプが装備されています。このプローブは、塩濃度の高い水溶液などに最適な性能を発揮するために、Shapedチューブとの互換性があります。
ブルカーは、最初のお問い合わせから評価、据え付け、その後装置が寿命を迎えるまでの購入サイクル全体を通して、お客様に比類のないサポートを提供することをお約束します。LabScapeサービスコンセプト
LabScapeの保守契約、On-Site、On-DemandおよびEnhance Your Labは、現在の実験室に適した保守とサービスを行うために、新しいアプローチを提供するよう設計されています。