ESRイメージングによるバイオメディカル研究は、急成長しています。この流れに対応するために、ブルカーは第2世代のESR分子イメージングシステムを発売しました。実績のあるELEXSYSアーキテクチャをベースにした1 GHzの装置で、イメージング技術をESR分光法にシームレスに統合しています。
ESRイメージングでは、連続的なマイクロ波照射と段階的な磁場勾配を三次元的に利用します。新しく開発したグラジエントコイルは、内部水冷式の平面多層膜設計を採用しています。
3つのバイポーラ・グラジエント電源は、最大40 G/cmを供給できます。最大三次元の空間と一次元のスペクトルを測定することができます(4D-SSI)。
安全上の理由から、コイルの抵抗値を常時監視しており、過熱した場合は自動的に電源が切れるようになっています。グラジエントコイルは、新しい専用のLバンド磁石のポールに取り付けられており、省スペースと軽量(350 kg)であることが特長です。システムは、ブルカーのイメージング専用ソフトウェアで制御します。
共振器の直径は23 mmで、小動物に対して高い充填率(感度)を確保しています。マイクロ波共振器は、作業性を考慮してプローブ本体の中に非対称に配置されています。プローブは水平または垂直に取り付けることができます。
ブルカーは、最初のお問い合わせから評価、据え付け、その後装置が寿命を迎えるまでの購入サイクル全体を通して、お客様に比類のないサポートを提供することをお約束します。
LabScapeの保守契約、On-Site、On-DemandおよびEnhance Your Labは、現在の実験室に適した保守とサービスを行うために、新しいアプローチを提供するよう設計されています。