実験データ管理

ソリューションの概要

新たな研究データ管理の提言

ソリューション

Arxspanは、グローバル企業の複雑な研究ワークフローを熟知した専任チームにより開発、サポートされています。

 

Arxspanは、21CFR Part11準拠しておりコンプライアンスを損なう事なく知的財産を保護し、複雑な業務フローを
合理化する事により生産性向上に寄与します。Arxspanはクラウド型システムで、共同研究等を含め研究拠点をグローバルに展開する企業の研究データ管理に最適です。

社内および外部パートナーとのプロジェクトの管理

CRO管理

社内だけでなくCROにも展開されたプロジェクトの全体を管理することは煩雑です。特にデータが一元化されていなければ、さらに困難になります。Arxspanでは更に依頼管理を一元化する事により効果的にプロジェクトを管理します。

プロジェクトと作業依頼管理

Arxspan Workflowでは、ユーザーが新規の作業依頼を作成し、任意のユーザーやグループに割り当てることができます。これにより、社内や外部パートナーをメンバーとするプロジェクトを構築管理し、更にタスクの優先順位をつけることができます。

ワークフロー管理ツールにより、研究者は全てのプロジェクトを構築管理するだけでなく、社内の同僚や外部のパートナーに優先順位をつけてタスク依頼することもできます。

タスクの依頼と管理の効率化:

  • 依頼管理のダッシュボードで、作業依頼のステータスを常に把握することができます。
  • 一度発行された依頼について、優先順位の変更、内容の変更を行う事が出来ます。
短期間での運用を実現

迅速な展開

Arxspanはクラウドシステムの為、ご注文からご使用環境構築まで通常数日で完了するため最も短期間で運用開始できるシステムとして認知されています。

電子実験ノートの導入の課題の一つは、導入決定から実際に運用を開始するまでに要する期間の長さです。

Arxspanは、迅速な導入により大幅な導入期間の短縮とコスト削減を実現します。電子実験ノートを導入する際によく懸念されるのが、導入決定から実際の運用開始までに要する期間の長さです。Arxspanでは、導入決定から運用開始までわずか数日で完了します。導入支援サービスに伴う多額な予算措置の必要がありません。全てがサブスクリプションに含まれており、アドオンやサプライズはありません。

Arxspanは、総合的な統合データ管理ソリューション機能を備えたAll in 1システムです。研究データ管理に必要な機能、システムが揃っています。即時利用開始できる機能とユーザワークフロー取込む柔軟性を提供します。

一度に全てのシステムを導入する事も出来ますが、段階的に導入する事もできます。既存の業務フローを継承または一新を段階的に進めることにより、紙媒体から統合されたデータラボに至るまで、段階毎に要件を確実に満たしソリューションが効果的であることを確認した上で、ユーザーのシステム習熟度に合わせて次の段階に進むことができます。

Arxspanは、個々の製品モジュールで構成されているため段階的な導入も可能です。このアプローチにより、ユーザーは必要に応じて機能を追加することができます。

Arxspanのソリューションは以下を提供します。

迅速性と柔軟性

  • 将来的な拡張へのコミット:社内の変化に柔軟に適応

導入価値の実感

  • 無償で実施される操作トレーニング、迅速なご利用システムの設定により、投資に対するポジティブなリターンをすぐに実感することができます。
  • 直感的なインターフェースと使いやすいシステム

一般的にデータ管理システムの導入に9ヶ月、費用は15万ドルにもなるとの試算も報告されています。Arxspanでは、莫大なコストなしで迅速にデータ管理システムの運用を開始することができます。

費用の総額

時間の節約

Arxspanシステムの導入で、不要な費用を徹底的に削減

新しいデータ管理システムを採用する際、最も懸念されることの一つがコストです。紙とExcelシートの非効率的なハイブリッドシステムと、電子実験ノートを導入してコストを削減する方法を想定してみてください。

Arxspanの導入により、紙とExcelの非効率的なハイブリッドシステムと比較して大幅にコストを削減できます。導入にあたり物理的な機器(データベースやサーバー)を購入する必要がなく、システムの運用開始に要する期間は通常数日から数週間で完了します(これが業界で最も短期間で運用開始できるシステムと認知される理由です)。

ArxspanはSaaS型のソリューションであり、世界中の全てのお客様が米国マサチューセッツ州ケンブリッジにあるデータセンターにアクセスします。Arxspanの価格モデルは、利用ユーザー数制(named user)の年間サブスクリプションです。

サブスクリプション費用には以下のサービスが含まれています。

  • Arxspanご利用ライセンス
  • 標準的なシステム設定と導入支援サービス
  • アプリケーションとデータのホスティング
  • データベースとオペレーティングシステム
  • システムのメンテナンスとアップグレード
  • 初期ユーザートレーニング
  • 24時間365日サポートサービス
ARXSPAN SUITE登録データを最大限活用し最適なディシジョンメーキングを

研究データ管理の一元化

プロジェクト管理を最適化するためには、データの一元管理が重要です。紙とExcelのハイブリッドシステムを使用している企業では、データへのアクセスが課題となります。Arxspanでは研究者の活動状況を一元管理し、迅速に研究結果を抽出することができます。

Arxspan Searchを使用して、多くの登録データ基づいた分析によりディシジョンメーキングを行うことができます。

このツールは、Arxspan Notebook、Registration、Assay、Inventoryの各モジュールから統合されたデータの照会、可視化、レポート作成を可能にします。

Arxspanの検索機能

  • よく使われる検索条件の保存
  • フィルタリング(抽出データの絞り込み)
  • Arxspan Registration、Assay Registration、Inventoryより任意のデータフィールドを検索対象とします。
効率的な社内外パートナー編成

理想的な協業体制の支援

企業は、社内外の研究者が効率的にプロジェクトを推進できる体制と環境を構築する必要があります。一元化されたシステムを使用することで、対象の研究者に対象データをリアルタイムに共有、回収し大幅に生産性を向上させることができます。

社内外のパートナーとの協業

企業は、プロジェクトの推進にあたり社内外の全ての対象研究者の活動環境を効率的に調整する必要があります。研究体制が整い次第、迅速に対象の全研究者にシステムを展開し、プロジェクトの進捗状況、依頼事項の進捗状況をリアルタイムにモニタリングすることは、一元化されたシステムを利用することで飛躍的に効率化されます。

紙とExcelのハイブリッドシステムを使用している企業にとって、パートナーを効率的に管理することは大きな課題です。ペーパーレス化は、研究のスピードと生産性を最大化するのに役立ちます。

Arxspanシステムで社内研究データのサイロ化を打破し、社内外を問わず全プロジェクトメンバーに必要なデータを迅速に共有、回収することができます。社内の研究機能、部門、拠点からのデータと、外部のパートナーからのデータを結びつけて、一貫した研究データ管理をすることができます。

全ての研究活動を集中管理

サイロデータを共有化へ

企業は、個々の研究者の活動を含め、同時進行する全てのプロジェクトを一元的に管理しなければなりません。

データがサイロに保存されていると、洞察や傾向の把握を阻害する要因となります。Notebook、Registration、Inventory、Assayの一元管理された各システムのデータにアクセスすることで、より多くの情報に基づいた意思決定が可能になります。

効果を最適化するためには、一元管理された全ての研究データへのシンプルなアクセスが重要です。

紙とExcelのハイブリッドシステムを使用している企業では、このような一元化された閲覧手段は存在しません。ペーパーレス化は、研究のスピードと生産性を最大化するのに役立ちます。

高度な検索機能を用いて化合物、サンプル、実験に関する統合情報にアクセスすることで、将来の研究の方向性に関する科学的な意思決定を行うことができます。

Arxspanシステムを用いることで、企業はプロジェクトを管理し、実行すべき作業を依頼し、実験、サンプル、材料の情報をリアルタイムで追跡することができます。

クラウド型電子ソリューションへの移行

ペーパーレスラボ

電子実験ノートの導入にあたり、コスト、ITリソース等の懸念が指摘されますが、これら懸念に対しクラウドベースシステムは効果的です。ペーパーレスラボは生産性を最大化し、大きなROIを生み出します。

電子化されたクラウドベースのソリューションへの移行を検討する際には、電子実験ノート(ELN)のコストや、管理に多額のITリソースを必要とするシステムの複雑さが懸念されることがあります。紙ベースで業務を行っている企業は、実際には紙とExcelの非効率的な研究環境で活動している事になります。

これらの企業は、以下のような課題に直面しています。

  • 過去に何が行われてきたのか、誰が行ったのかを把握すること
  • 他の研究者の進捗状況の確認(外出先であれば殆ど不可)
  • 実績・登録・在庫データを保存する複数のExcelシートから必要なデータの抽出、解析
  • 共有ハードドライブや電子メールに保存されている情報から必要なデータの抽出、解析

これら電子化されていない企業では、6ヶ月前の実験データはそのデータの存在を直接知らない限り恐らく見つからないだろうとの報告もされています。

ハードコピーのノートにはデータ検索、復元、部門を超えての共有、アーカイブの目的で何年にもわたってデータを共有しなければならない場合等にその制限が明白になってきます。近年多くの企業では、国内外の研究拠点、国内外の社外パートナーとの共同研究やCRO(医薬品開発業務受託機関)のへの業務委託等、これらの制限はさらなる障壁となっています。

Arxspanを利用することで、企業は研究データを一元化し、効率的に生産性を高めることができます。

進化する探索化学

化学データの一元化

化学実験データの集中管理システム

集中管理システムがない場合、企業全体で化学データを管理することは困難です。Arxspanは、合成化学、分析化学、プロセス化学にまたがり研究データとワークフローを管理します。

一元化されたデータ管理システムがない場合、企業内の化学実験データを共同で管理することは難しい課題です。業界を問わず、化学者は合成化学、分析化学、プロセス化学にまたがるワークフローを簡便に管理する必要があります。最適な研究データに基づくディシジョンメーキングを行うことは非常に重要です。

ArxspanディシジョンメーキングツールであるArxspan Searchを使用すると、化学物質のサンプルを追跡し、実験データ、在庫、登録データ、試験データを相互参照することができます。

Arxspan Suites内に統合されたモジュールでは、化学物質のサンプルや製品、試験結果、実験手順を一元的に管理することができます。

Arxspan Suitesを利用することで、企業はこれまで研究者から研究者もしくは旧システムの利用を通して蓄積継承されてきた企業ノウハウや英知を失うことなく、将来に渡り研究を一元管理することができます。ArxspanSuitesは、研究を推進し前進させるために最善の意思決定を行うことができます。

進化する探索生物学研究

生物研究データの一元管理

生物学実験データ集中管理システム

生物研究者は複雑なワークフロー(in vitro、in vivo、スクリーニング、アッセイ、DMPKデータ)に直面しており、データの管理が困難になっています。過去の情報を失うことなく、研究データを集中的に管理します。

生物研究者は、複雑な研究ワークフローに直面しています。実験では、in vitro、in vivo、スクリーニング、アッセイ、DMPKデータが生成されるため、データの文書化と管理が難しくなります。

ワークフロー全体のデータ管理を一元化することで、生物学研究者はより効率的に作業を行うことができます。Arxspanは設定可能なリポジトリで、構造化されていない生物研究者が必要とする複雑なデータ管理を簡略化します。

Arxspanは、過去の情報を失うことなく、研究を一元的に管理することができます。 
Arxspanは研究を推進し、研究を前進させるために最善の意思決定がなされるようにします。