高感度ESR測定法:Rapid Scan ESRの魅力
高感度ESR測定法:Rapid Scan ESRの魅力
Radical Analysis in Foods by ESR

高感度ESR測定法:Rapid Scan ESRの魅力

Rapid scan ESRアクセサリーを用いた高分解能・高時間分解能のESRスペクトル取得について紹介します。

内容

今回のwebinarは、Rapid Scan ESRアクセサリーおよびその使用例について紹介します。Rapid Scan ESRは従来の磁場変調法とは異なり、磁場を高速掃引することで変調磁場を用いずに直接検出することでESRを測定する手法です。Rapid Scan ESR法を用いることで飽和現象を抑えることができ、高感度な測定を行うことができます。また、高速掃引しているため従来のCW-ESR法よりも高い時間分解能をもち、高速のラジカル反応追跡が可能です。このRapid Scan ESRの魅力を是非堪能してください。

得られる情報

Rapid scan ESRアクセサリーを用いた高分解能・高時間分解能のESRスペクトル取得について紹介します。Rapid Scan ESRを用いた劇的な時間短縮、時間分解能実験の例を紹介します。

キートピックス

·         電子スピン共鳴(ESR)

·         高感度・高時間分解能

·         Rapid scan ESR

ご参加いただきたいお客様

·         ESR測定を行いたい方

·         高感度のESR測定を行いたい方

·         早い時間分解のラジカル反応を追いたい方

·         Rapid Scan ESRに興味のある方

原 英之
バイオスピン事業部 アプリケーション部  

1999年日本ブルカー(現・ブルカージャパン)入社。以来ESR及びTD-NMRのアプリケーション担当として、新規のアプリケーションの開発およびユーザのサポートに従事。グローバルESRアプリケーションチームとして高分子、材料系のESRを担当。学生時代はパルスESRによるタンパクの構造解析を行っていた。