電子スピン共鳴(ESR)法を用いるとラジカルの存在、挙動を観測することが可能です。製剤の、不純物・劣化には、遷移金属や、ラジカルが関与していることが多く、ESRを用いることでこれらの評価が可能であり、製剤の安定性評価へ応用することができます。また、ESRを用いることで、活性酸素の検出や、タンパク質の構造解析も行うことができます。事例紹介として、コロナウィルスへの応用例についても紹介します。
本Webinarでは、電子スピン共鳴(ESR)を使った製剤の不純物・劣化・安定性評価とヘルスサイエンスへの応用例を紹介します。
要所となるトピックス
電子スピン共鳴(ESR)を用いた、製剤の、不純物・劣化・安定性評価法を、ケーススタディーを交えて説明いたします。またESR法の簡単な原理についても説明いたします。ESRがご自身の研究、仕事に応用できないか、この機会に是非ご検討下さい。
原 英之
バイオスピン事業部 アプリケーション部